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私のファーストシトロエン、シトロエンBXの思い出

私のファーストシトロエン西武自動車販売が輸入した1987年式のシトロエンBX19TRSです。3年落ちの中古を1990年に購入して約3年乗りました。その後、19GTIを3年、そして19TRIを長く2013年まで乗りました。合計3台のBXを乗り継いだことになります。BXがとても好きでした。

今見ても前衛的でほれぼれするデザインです。ランボルギーニカウンタックやランチャストラトスをデザインしたガンディーニのデザインです。シトロエンCX・GSの丸みを帯びたデザインをウエッジシェイプにリデザインしたようなデザインです。新しいさとシトロエンの伝統がちょうど良い具合にミックスされています。

内装もとってもモダンでした。プラスチックの芸術と評した自動車評論家もいたそうです。フェイクウッドや合皮などは使わず、プラスチックをプラスチックらしく使っているのがとってもクールです。

 その一方で、故障には本当に泣かされました。今のようにインターネットが発達していなかったので、適切な修理方法も分からず、ディーラーの言うがままに修理に応じていましたが、たまたま、凄腕メカニックさんに出会ってから、適切なメンテナンス方法が分かり、故障地獄から解放されました。

 主な故障を列挙すると

1. エアコンのエキパンバルブの詰まりでエアコンが効かなくなる症状→リキッドタンクを国産化して解決

2. フロントストラットのギシギシ音や乗り心地悪化→フロントストラットのベアリングにシリコングリース塗布

3. 内装の日焼け→窓ガラスにUVカットフィルムを貼る

4. ダッシュボードからのきしみ音→ブチルゴムやスポンジを噛ませて静音化させる

5. オートマの滑り→1回壊れて大金を払って懲りてからは、3万kmごとにATFを交換するようにして、その後は問題なし

6. サンルーフからの水漏れ→定期的なドレンパイプの清掃で対応

7. 後輪のスパッツ内部の鉄板が錆びて腐って穴が空き、トランクが水浸しになる→トランクカーペットを剥がし穴の上から鉄板を貼って塞ぐ

8. 突然スターターモーターが回らなくなり、家に帰れなくなる→JAFにお世話になり帰宅。イグニッションスイッチがすぐだめになるので、イグニッションリレーを噛ませて解決

9. 突然ガソリンタンクからガソリンが漏れ出す→火災になったら、どうしようとビビりながら、ディーラーに電話したら修理拒否され、親切な某整備工場に救われて、ガソリンタンクに刺さっているチューブの破損と分かり、交換して解決

 この他にもいろいろありましたが、書いているときりがないのでこのくらいにしておきます。あまりにも故障が多くってシトロエンではなくシロートノレンだと揶揄する人もいたような…。あの頃はマイナーな輸入車に乗っている人はJAFに入っている人が多かったように思います。しっかり会費分の元がとれたように思います。今となってはすべて懐かしい思い出です。本当に今のシトロエンは壊れなくなったなと思います。

シトロエンBXのCM集です

 フランス語版

 英語版(ガンディーニ出演)

 日本語版(西武自販&ユーノス)

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